アマゾンギフト券などの電子マネーの買取サービスは誰にでも利用できる?
アマゾンギフト券や楽天ポイントギフトなど多数の商品が販売している総合オンラインストアで現金と同じ価値で利用できる電子マネーですが、やはり現金の方が多くの支払いに利用できるため強い価値を持っています。
しかしAmazonや楽天市場などでネットショッピングを頻繁に利用する人にとっては現金と同等の価値と言えるでしょう。
電子マネーの買取サービスというのはこの「売りたい人」と「買いたい人」を仲介することによって利益を生む商売です。
例えば、10万円分のアマゾンギフト券が手元にあるがこれを現金化したい人がいます。一方、日用品や食品など定期的にAmazonで買い物をする人がおり少しでも安くアマゾンギフト券を入手できればという人がいます。
10万円分のアマゾンギフト券を買取業者が8万5千円で換金し9万円で格安販売することにより商売として成り立っているのです。
電子マネーを購入する人はお金を持っていれば誰でも可能ですが、売りたい人には利用資格があります。
電子マネーの売買を行う買取業者というのは各都道府県の公安委員会による古物商の許可を得て営業しており古物を買い取る際には古物営業法に基づく条件があります。
古物の買取には身分証明書による本人確認を行う必要があり原則的に未成年からの買取は禁じられております。ただし未成年からの買取の場合、親権者の同意があれば可能とされていますが、ほとんどの電子マネー買取業者では断られてしまいます。
つまりアマゾンギフト券を現金化したくても未成年では買取サービスを利用することはできないということです。
未成年以外の利用資格
この「誰でも利用できる」買取サービスですが、電子マネーがなければ当然現金化することはできないように思われます。
しかし実際に電子マネーの買取サービスの利用者というのは手元に電子マネーがない状態でサービスの利用を申し込んでいます。
これはクレジットカードなどで新規購入したアマゾンギフト券などを現金化するために利用しています。いわゆるクレジットカード現金化ということになりますがアマゾンギフト券買取業者はこのような目的で利用されることが多いとされています。
最近ではクレジットカードだけでなく携帯電話のキャリア決済でもアマゾンギフト券が購入できるようになり携帯電話キャリア決済の現金化として新たなサービスが注目されつつあります。
このように電子マネーの買取サービスは未成年でなければクレジットカードや携帯電話を利用して買取サービスを受けることが可能なのです。
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